【体験談】転職に必要な本当の貯金額について(注意点もお知らせします)

fund

転職活動に必要な貯金ってどのくらい必要だろう?
実際に活動するのにいくらかかるんだろう、なんか不安だ・・・

そんな疑問にお答えいたします。

検索してみると○○万円で良いとか
大手サイトでは1年間働かなくて良いぐらい貯金が必要とか
(いや、、さすがにそれは、、)

などなど、色々な情報があって迷いますよね。。。

転職活動といっても働きながら活動するパターンや
退職してから活動するパターンなど色々とありますので
当記事はまず、ベースとなる必要なお金の部分を説明致します。

この記事のポイント
・転職活動に必要な資金がリアルにわかる
・パターンによって必要な貯金額がわかる
・実際に転職活動した時の体験談も含めて説明
記事の信頼性
・筆者は4回転職活動をしています
・現在はIT企業の経理部長をしています。

転職活動に必要な貯金、費用はいくらかかるのか?

savings

まず、結論としてパターンで分けると下記の通りです。

  1.  在職中に活動するなら10万円
  2.  退職して活動するなら10万円 + 生活費 + 社会保険料

基本、10万円あれば活動資金としては十分です。
ただ退職してから活動する場合はちょっと注意点が必要です。
そこについては記事の後半で説明致します。


さて、10万円の活動資金の内訳としては下記の通りです。

・スーツ、靴、バック、ネクタイ等の小物

・交通費

・面接前に待機するカフェ代

・履歴書+切手代

・証明写真

・SPI参考書(場合によっては必要)

・旅費(場合によっては必要)

それではそれぞれの内訳について細かく説明致します。

スーツ、靴、バック、ネクタイ等の小物に掛かる費用

businessitem

もし普段スーツを着ていない方で転職活動をされえる場合
一番掛かる費用はここの部分です。

以前よりカジュアルな面接が増えてきましたが
面接時のスーツは禁止とちょっと特殊な事を言われない限り
やはり、面接時にはスーツを着ていくべきです。

第一印象は結構大事です。

面接時の服装は「ビジネスカジュアル」でと言われるパターンで困る時がありますが
スーツで行けばとりあえず、最低限のビジネスマナーが守られて
精神的にも安心できるので、ここは準備しておくべきです。

とはいっても、面接する側としてはスーツの質やブランドなど
そこまで細かく見ていないので、無理に高いスーツを買う必要はないです。

私が実際に管理職として転職した際にスーツ、靴、カバン、小物一式は
コナカ系列の『SUITESELECT』で割と安く購入しました。

私の場合、一式そろえたらこれくらい掛かりました

スーツ / 30,000円、
靴 / 12,000円、
シャツ×2枚 / 8,000円、
バッグ / 10,000円
ネクタイ / 3,000円、
靴下 / 1,000円、
ハンカチ / 1,000円
合計 65,000円ぐらいです。

既にスーツを持っている人で体型が変わらない人でしたら
持っているスーツを着まわせばよいですが、体型に合っていないスーツを着ていた場合、
面接官の印象としては『ちょっといい加減な人なのかな』と
思われてしまう可能性があるので、注意しましょう。

交通費って意外と掛かります

次に意外と掛かる費用としては、交通費です。
定期券内の企業に面接に行くならば問題ありませんが

仮に何社かの面接を10回した場合、距離や場所によりますが
JRや私鉄などを乗り換えた場合、往復1,000円掛かるとして
それだけで10,000円ぐらいかかります。
また、もし急ぎでタクシーを使った場合や、面接回数などが増えた場合
更にコストがかかります。

面接前に待機するカフェ代

cafe

面接前になぜ待機するカフェ代が必要があるのか
それは下記の2点が必要だからです。

  1.  書類や面接時の確認事項など落ち着いて頭の中を整理する
  2.  夏場などギリギリで行くと汗だくで悲惨なので
     面接前までに涼んで爽やかな状態にする

夏場に面接時間ギリギリに到着した場合、汗だくで気持ちも落ち着かず
頭の中が整理できていない状態で
面接に挑まなくてはいけなくなってしまい、結構最悪です。。。(実体験。。。)


面接前日など、あらかじめ近くの喫茶店を探しておき
30分ぐらい前に到着しておくと落ち着いて面接に挑めます。

また、あらかじめ余裕をもって到着しておくことで
電車遅延した場合などにも対応できます。

履歴書 + 切手代は必要最低限で

ここは正直ほぼ費用が掛かりません。
以前のように、手書きの履歴書が必ず必要ではなくなってきたからです。

むしろ多くの会社が応募フォームから直接受け付けしたり
転職サイトやエージェントを通して、データ上の履歴書や職務経歴書で
対応してくれるからです。

ただ、企業によっては原本の郵送対応が必要がある場合があるので
応募方法をよく確認してください。

履歴書の書き方はこちらを参考に⇒履歴書書き方を説明/採用者目線で気をつけるべきポイント

証明写真(スピード写真だと撮影データも活用できる)

証明写真については、今はスピード写真でも十分きれいな写真が撮れます
機器によってですが1回700円~1,000円ぐらいです。


私は証明写真だけではなく、撮影データも取得できる 証明写真機Ki-Re-iのWithスマホ を使って
履歴書の写真部分にデータを貼りつけて利用していました。

以前に就職活動していた時は、履歴書はほぼ手書きの時代だったので便利になりましたね。

SPI参考書(場合によっては必要です)

test

ちょっと意外な出費として、SPI( 総合適性検査)の参考書購入があります。
転職活動にSPIの準備が必要かどうかは応募する企業によってですので必ず必要ではありません。


私の実体験として、1次面接が終わった翌日にWebでのSPIが必要になり
慌てて書店で参考書を準備して、必死に勉強した経験がありました。。。

その時に私が大変お世話になった本は 転職者用SPI3攻略問題集です。

SPIの参考書は一冊1,000円前後です。

応募する会社がSPIを選考基準として採用していたら
あらかじめチェックしておくと良いです。

旅費(場合によっては必要です)

こちらについては、当たり前ですが
今のお住まいから遠い場所にある企業への転職を希望している場合は
その分、現地までの交通費、場合によっては宿泊費が必要となります。

もし、電話面接等が可能な場合は企業の採用担当者に相談してみるのもありです。
(採用担当の本音としては面談形式の方が良いですが、採用側が積極的でしたら
是非相談してみてください)

退職してから転職活動する場合の注意点、貯金が尽きないように

Note

上記で説明した通り、働きながら転職活動すれば
基本10万円貯金があれば大丈夫です。

ただし、退職してから転職する場合は生活費以外で掛かる費用や注意すべき点があります。

社会保険料を自己納付しなければいけません

会社を退職した後、健康保険を任意継続保険か国民健康保険に
切り替えて自分で納付しなければいけません。

会社に属していたら、会社の労務担当者が給与から天引きして
健康保険を納めていましたが、退職した後は自分で家の近くの自治体の
窓口に行くなり手続きを行い納付する必要
があります。

金額については前年の所得から計算されるのであらかじめ
源泉徴収票などの所得額がわかる資料をもって自治体の専門窓口で確認してみてください。

また、住民税についても自分で納付する特別徴収の形式をとらず
会社から納付する場合は、ここの点も注意が必要です。

自己都合退社の場合、失業保険の受給まで最短3か月掛かります

もし、自己都合で退職する際に、転職活動しきんとして
失業保険をあてにしている場合は注意が必要です。

なぜなら、自己都合退職の場合、制限がかかり最低3か月支給を待たなければならないからです。

更に具体的に言うと下記の手順が必要となります。

  1.  会社から離職票をもらう
  2.  ハローワークで求職の申し込みをする
  3.  説明会に参加⇒申し込み
  4.  失業の認定
  5.  受給開始

      これらの手続きがスムーズにいけば最初の手続きから4ヵ月目ぐらいから
      受給ができますが、転職活動中に4ヵ月も待たなければならない点は
      認識しておいた方が良いでしょう

      転職で貯金が尽きないように、出来れば仕事をしながら転職活動しましょう

      もし、特別な事情や理由が無い限り、退職してから転職活動をするのではなく
      在職中に転職活動する方をおすすめします。

      なぜなら、転職活動中に貯金が尽きたら精神的に追い込まれてしまい
      焦って転職活動してあまり条件に合わない会社へ入社してしまったり
      アルバイトを開始してしまったら良い結果ではなくなってしまいます。

      また、無駄な出費を抑えるためにも、ハローワークだけではなく
      積極的に無料で活用できる転職サイトやエージェントを探してみてください。

      あわせて読みたい

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です