世の中に経理初心者向けの本が沢山あるけど
沢山ありすぎて、何を読めばいいのかわからない
買って後悔したくないし、経理の本でおすすめを知りたい
そんなあなたにピッタリの本をご紹介致します。
派遣社員の時代から必死で経理を15年やってきました。
現在は30代でIT企業の経理部長をやっています。
ある程度キャリアアップできたり、起業できたのも沢山読書をしたおかげです。
経理関係の本を100冊以上読書してきた私がおススメする
経理を始めた時に読んでおきたかった本を8冊厳選致しました。
初心者向けに経理を楽しく学べる本だけを選びましたので
中級者以上または深い専門書を探されている方は対象としておりません。
もしご紹介する本以外で初心者向けのおすすめ本があったら気軽にコメントください。
・派遣社員からスタートして30代で経理部長にキャリアアップ
・一部上場企業の国内外連結決算、税務、開示、内部統制、マネージメント経験あり
経理の本、初心者向けおすすめ8選
それでは経理を楽しく学べる本をご紹介いたします。
財務3表一体理解法
会社の決算の時などに開示される、財務諸表で大事な3表
(損益計算書、貸借対照表、キャッシュ・フロー計算書)の構成や考え方
それぞれの繋がりについて分かりやすく書かれており、気軽にスイスイと読める本です。
経理(簿記)の知識がない人でも深堀して読めますので、起業や投資に興味がある人にもおすすめ。
※注意点:見開きのビジュアルページがあるため、
kindleだと少し読みづらいかもしれません、文庫本で購入される事をおすすめします。
女子大生会計士の事件簿
経理は職業柄どうしても固いイメージがありますが、こちらの本はそんな経理を題材に
ユニークな事件簿形式で、経理の現場ならではのワクワクやハラハラを身近に感じる事ができます。
一話一話が短編ですが、一つの経理のテーマを物語として楽しく学べるので
経理のお仕事をしている人はもちろんの事、未経験の方まで幅広くおすすめできる本です。
著者はベストセラーの「さおだけ屋はなぜ潰れないのか?」を書かれた公認会計士の山田真哉さんです。
経理の監査の現場を知っている人だからこそ書ける本ですね
人事屋が書いた経理の本
なんとこの本は40年以上前に執筆されて、今もなお沢山の人に読み続けられている本です。
人事の方が書いたとは思えないほど、目からウロコの内容が書かれています。
内容としては経理の起源からはじまり、分析や戦略まで幅広い内容を
大きなビジュアルとテキスト説明で読みやすくなっています。
経理の初心者はもちろんのこと、経営者や営業担当など様々な人が読んでもとても為になる本です。
稲盛和夫の実学―経営と会計
KDDIの創業者であり、JALの名誉会長の稲盛和夫さんが執筆された本
稲盛和夫さんが当時の京セラ経理部長と会計の本質をとことん問い詰めて築きあげた
経営に対する会計学が色濃く書かれています。
経営者が知りたいことに答えられないような会計では意味がない
稲盛和夫の実学―経営と会計より引用
経理とは経営管理である事。人として正しい事は何か、本質を学べる本です。
今でも何度か読みなおすことがあるぐらい経理人生に大きな影響を与えてもらえた本です。
経理部長が新人のために書いた経理の仕事がわかる本
オムロン株式会社の経理部長が書かれた本
経理部長の視点で新人経理の人に求める事が実務形式で学べます。
もしかしたら、経理初心者には内容が少し難しいかもしれませんが
経理は2つ上の目線がとても大切になってくるので、その前提で読むと経理の視野が広がり
良い参考になります。
派遣社員で経理をはじめたばかりの初心者の時に、色んな視点を持てたので物凄くお世話になりました。
キャリアアップを目指す人のための「経理・財務」実務マニュアル 上・下 【新版】
日本CFO協会が経済産業省からの委託を受け、経理・財務部門の全体強化の共通基盤として、経理・財務スキル検定(FASS 検定)を運営していて、その一環として出版されたのが本書です。
国からのお墨付きである本書は、経理現場で活用できる実務マニュアルです。
この一冊があれば、経理実務のベースをほぼ網羅できるので他の本は必要ありません。
実務も学びつつ、キャリアアップも目指したい経理初心者におススメの本です。
自分は会社デスクの引き出しに常に入れて、業務の整理をするときに活用しています。
まとめ:経理は学べば学ぶほど楽しいお仕事
今回は経理初心者向けにおすすめの本をご紹介いたしました。
15年間経理をしてきましたが、経理は単純作業ではなく、知れば知るほど奥が深く楽しいお仕事です。
色々な本を読んで、様々な考え方に触れて、経理としての経験値を上げて
素敵な経理人生を歩んでいかれる事を心から願っています。
経理とは?についても記事にしてますのでよかったら読んでみてください
・専門的な言葉だらけではなく気軽に読みやすい
・気軽に読めるけどしっかりと経理を学べる